住環境測定 / 住環境改善コンサルティング
未だ数多く発生しているシックハウス問題を解決・防止するには、空気質の分析と、その結果に基づく対策が必要です。しかし、空気質分析から問題の改善・解決まで、一貫して対応できる企業は少ないのが実情です。
私たちは、より安心できる住環境実現のため、シックハウス対策住宅の建築実績などで培ったノウハウを活用し、一層安心して住まえる住宅建築コンサルティングサービスも提供しています。分析技術の向上はもちろん、問題解決方法のコンサルティング、建築時における空気質のチェック、自社でのシックハウス対策住宅の建築なども行っています。
住環境改善コンサルティング事例(シックハウス対策住宅づくり)
研究や分析業務で蓄積してきたノウハウを活用し、化学物質の放散を極限まで抑えた住宅建築に取り組みました。
竣工時にワールドビジネスサテライト(テレビ東京)でも取り上げられるなど話題を集めたこだわりの一部をご紹介します。
一般的には、工事完了後にVOC(揮発性化学物質)の測定/分析を行いますが、弊社では、使用材料のVOCなど化学物質の測定/分析を工事前に行い安全が確認された建材/資材を使用することによって、VOCの放散を最小限に抑えることを実現しました。
キッチン
無機質素材ということで、ステンレスとコンクリートで検討し、コスト面も鑑み、コンクリートで型枠を作り完成させました。
換気装置
シックハウス対策に最も有効な全自動顕熱完全遮断換気装置を導入し、各部屋の空気の入れ替えを促進しています。
壁面材
壁面からのVOC発生源対策として、100%天然素材(ホタテの貝殻を利用した水性塗装材)を使用しました。
室内灯
VOCを放散しない無機質素材の製品を採用しました。
分析サービス(シックハウス対策建築コンサルティング)
建材・
資材分析
使用予定の建材や資材を分析設備にかけ、本来「目に見えない」建材や資材から放散される化学物質を「見える化」することで安全なものを選別します。(1次チェック)
工事前の
空気質分析
工事に入る段階で室内空気質の測定をします。
(2次チェック)
工事後の
空気質分析
工事後に再び室内空気質の測定をします。
(3次チェック)
- 比較検証
- 工事前後の空気質調査を行いトレーサビリティーを確保することで、シミュレーションと違った結果が生じた場合でも遡って原因究明する情報源とします。
- 工程マニュアル
- 入念に建材・資材・空気質分析を行っても、誤った作業をすることで室内空気質に大きく影響することから、管理マニュアルに基づき工程管理まで行います。
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